令和5年度になりました。今年度はコロナをめぐるアレコレにも終息の気配が見えてきています。とはいえ私たちの意識そのものは一度経験したコロナ禍を簡単には忘れることはないでしょう。そんな中で、子どもたちにとってより良い環境はどういうものなのか、私たちに出来ることは何なのか、これからはこの経験をどのように生かしていくのか、そこがとても大切です。新型コロナウイルスによる社会の変化は特定の職種の人たちだけの苦労ではなく、等しく全ての人たちが苦労の分担を行い、乗り切ってきたものです。もちろん子どもたちも含めて、です。実際にはこれから先がどうなるのか、本当の意味ではだれにも、専門家と言われる人たちにさえも分かるものではありませんが、子どもたちの未来がより良いものであるように、前を向きながらも過去の経験を活かし、家族の皆さんとの共通認識を深め、子どもたち一人ひとりに向き合っていきます。