カテゴリー: 園日記

先日、もみじ組の子どもたちが私や園長先生たちを呼びに来ました。なんでもさなぎが孵るので見に来てね、という事でしたので、良く状況が分からないままノコノコと教室まで連れて行ってもらうと、そこには大きなさなぎが鎮座していました(ちなみに中には子どもたちの気配が感じられますがそれは秘密です)。しばらく見ているとさなぎのてっぺんが崩れ、無事に羽化(?)した子どもたちがなんと二人(二羽)も現れました。ずいぶんと長くさなぎの中にいたようで、暑そうに大きく呼吸をしていた姿がとても印象的でした。何はともあれ無事に羽化してきてくれて妙にホッとした気持ちになりました。さなぎを取り巻いていた子どもたちの、満足そうな、そして安心したような表情がとても素敵でした。皆であれこれと考えを出し合い、段取りを考え、カプラでさなぎの外側を作り、等々を進めていっている姿を想像すると、純粋に感動します。運動会の時もそうでしたが、幼稚園の中には毎日沢山の感動に満ち溢れています。たびたびここに書かせて頂いていますが、子どもたちが私たちにもたらしてくれる「チカラ」は本当に、本当に大きな大きな宝物ですね。

9月19日(木)、北区にある北地区スポーツセンターにて緑が丘幼稚園幼稚園部(3歳以上の子どもたち)の運動会が行われました。不安定な天候ではありましたが、運動会中は大雨などにさらされることはなく、最も懸念していた体育館内の暑さと湿度についても、大型扇風機の設置と園から持ち込んだサーキュレーターなどでなんとか対応が出来たかな、と、胸をなでおろしているところです。その他にも、少しだけ体育館の職員さんが開けてくれていた2階部分の窓を、雨が降ったら園側にてすぐに閉める、という事で体育館側より承諾をもらい、より広く開けた事で風の通りが良くなりました。とはいえ、年々体育館の予約が取りにくくなっており、本来希望している日時で予約を取ることがほとんど出来なくなっている事はこれからの課題でもあるのですが、まずは子どもたちが元気な姿を沢山見せてくれたことと、多くのご家族の方々が参加して下さっただけではなく、加えて心のこもった応援を、全ての子どもたちに届けて下さったことに、最大の感謝を申し上げます。本当に一生懸命に取り組む子どもたちの姿に胸が熱くなりました。その余韻を少し引きずりすぎたことを反省しながらこの文章を書いています。しかし子どもたちが私たちにもたらしてくれる「チカラ」は本当にとてつもないものですね。

京王幼稚園保育園部の玄関を入り、幼稚園部の方へ進んで行くと・・・・・。

春や秋といった穏やかな気候の季節感を感じる機会が年々少なくなってきているようですが、季節の変化、移り変わりというものを、少しでも子どもたちには感じてもらえたら、と思います。

ジリジリと太陽に照らされながら昼過ぎに出先から緑が丘幼稚園に戻る際、ふっと目に入りました。可愛らしいです。

 

緑が丘幼稚園は7月25日(木)~26日(金)。京王幼稚園は7月26日(金)~27日(土)の日程で、共に胎内市にある新潟県立少年自然の家へ、お泊り会に行ってきました。天気が不安定な頃でしたが、大雨で一歩も施設の外に出られず、という事もなく、とはいえ緑が丘幼稚園は停電による空調の不具合により、子どもたちが寝る場所が変更になったりといった事はありましたが、無事に終える事ができました。そういった事も含めて、夏という季節における幼稚園時代の想い出の一ページ、とまではならずとも、一コマとしてでも心に残ってくれたら、とても嬉しいですね。

暑さが続くなか、京王幼稚園に行ったある日、三階に上がる階段の手前の窓にこんなものが。誰が作ったのでしょうか。近くで見ると結構手が込んでいて、見ていて楽しいですよ。

7月17日(水)と18日(木)の二日にわたり、こども祭りを開催しました。顔を出したところ、すぐに美味しい食べ物をすすめるお店につかまりました。私はこの2点を頂き、大満足でした。こどもたちがこうして作る食べ物、なんだかとても美味しそうなのですよね。やはり子どもたちの元気な食欲のなせる業、なのでしょうか。

京王幼稚園保育園部の玄関を入るとそこに、あじさいが咲いていました。少し見入ってしまいました。

 

ふと気が付いたら7月になっていました。6月に入ってからは暑い日が続き、そして梅雨入りで蒸し暑さが加わりと、少し季節感が崩れそうではありますが、子どもたちは暑いなら暑いなりに元気いっぱいです。かなり本気でそのエネルギーを少しだけ分けて欲しいと思う、今日この頃です。

4月の喧騒が少し(だけ)収まり、初めて幼稚園に通うようになった子どもたちも進級した子どもたちも徐々に新しい環境に慣れていってくれている様子が見受けられ、ひとまずはほっと一安心といったところです。