5月に入り、気持ちの良い陽気の日もあればまだまだ寒く感じる日もありますが、それでも着実に季節が進んでいることを実感するようになりました。大型連休を終え、コロナ感染症が五類へ移行し、私たちの生活も大きく変化していきます。コロナ以前の生活に完全に戻ることはありませんが、これまでの様々な経験を生かし、変わらぬ姿勢で子どもたちと向き合っていきたいと思います。
令和5年度になりました。今年度はコロナをめぐるアレコレにも終息の気配が見えてきています。とはいえ私たちの意識そのものは一度経験したコロナ禍を簡単には忘れることはないでしょう。そんな中で、子どもたちにとってより良い環境はどういうものなのか、私たちに出来ることは何なのか、これからはこの経験をどのように生かしていくのか、そこがとても大切です。新型コロナウイルスによる社会の変化は特定の職種の人たちだけの苦労ではなく、等しく全ての人たちが苦労の分担を行い、乗り切ってきたものです。もちろん子どもたちも含めて、です。実際にはこれから先がどうなるのか、本当の意味ではだれにも、専門家と言われる人たちにさえも分かるものではありませんが、子どもたちの未来がより良いものであるように、前を向きながらも過去の経験を活かし、家族の皆さんとの共通認識を深め、子どもたち一人ひとりに向き合っていきます。
今年は桜の開花も早く、あれよあれよといううちに随分と散りつつあります。しかし本当に春という季節はダッシュで過ぎ去るイメージが強いです。共感して下さる方、居られますよね。きっと。
3月18日(土)、緑が丘幼稚園・京王幼稚園共に、卒園式を執り行いました。子どもたち、そしてご家族の方たちも新型コロナウイルスによる様々な行動の制約を受けながら、それでも元気に登園してくれている姿に私たちは沢山の力をもらいました。子どもたちと言葉を交わすたびにいつも思います。幼稚園に来てくれてありがとう、と。
4月以降も当面はマスクの着用についての対応、各種行事における対応など、その余波は当面は続くことになると思いますが、幼稚園で過ごした日々の思い出が、これからの子どもたちの人生、ひいてはご家族の方たちにとっての心の原風景となってくれることを願っています。
どのような時代になったとしても、ヒトとヒトとの出会いというものは、何にも代えがたい宝物です。そんな宝物を私たちに沢山くれた子どもたち、そしてご家族の皆さんへの心からの感謝をここに記させて頂きます。幼稚園に来てくれて、本当にありがとう。皆さんのこれからに幸あれ!
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気が付けば3月に入り、あれだけ猛威を振るった冬将軍はおうちに帰った様子。ふと周りを見渡せば、木々にはつぼみがちらほらと見え、重ね着している服を一枚脱いで仕事に向かっています。そんな季節感を感じさせてくれる風景です。
今年の冬は激しい寒波が到来し、幼稚園でも給食室のボイラーが断熱材で保護されていたにも関わらず凍結する、という事態も起きました。何とか復旧はしましたが、道路上の凍結対策として融雪剤を例年に較べて大量に撒いたりと、雪だけではなく、寒さに伴う各所の凍結対策にかなり神経をとがらしています。とはいえ登園してきてくれる子どもたちは、元気のかたまり!まさにその元気をもらっていることを改めて実感しています。そういった冬の厳しい一面も感じさせてくれる一品ではないでしょうか。
2023年が始まりました。子どもたちの健やかな成長を願い、教職員一同本年も子どもたちと本気で向き合って参ります。ご家族の皆様にとっても実りある年となりますように。
緑が丘の玄関を入ると左手には、先日行われたもちつき会で皆で頑張ってついたお餅をこねこねして作り上げた「かがみ餅」がお出迎えしてくれます。ヒビが凄いのですが、眺めていると何だか遠い記憶が呼び覚まされるような気が・・・・、子ども時代のお正月の思い出かもしれません。
園に来られた際には是非「お餅のヒビ」を堪能してみて下さい。
前回に続いて今度は緑が丘幼稚園です。玄関入ってすぐのところにクリスマスツリーが設置されています。ワクワク感と同時に感じる厳かな感覚。冬なので寒いのは当たり前ですが、家族のだんらんなどによる、何かしら感じる暖かい気持ち。そういった大切な思い出の中に、幼稚園時代の記憶が残ってくれていたら、とても嬉しい事です。
街を歩いていると、お店の飾りなどが随分と綺麗なものが増えてきています。早いところですと、11月の中旬にはクリスマスの飾りつけを行っていたり、年々早くなっているように感じます。幼稚園でも11月の末からクリスマスを連想させる飾り付けがされてきていますが、幼稚園時代に感じた沢山のワクワクする気持ちは、大人になっても思い出として残り続けるものです。そんな気持ちを一つでも多く心にしまっていってくれるように子どもたちと向き合っていきたいと思います。