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今年は桜の開花も早く、あれよあれよといううちに随分と散りつつあります。しかし本当に春という季節はダッシュで過ぎ去るイメージが強いです。共感して下さる方、居られますよね。きっと。

 

3月18日(土)、緑が丘幼稚園・京王幼稚園共に、卒園式を執り行いました。子どもたち、そしてご家族の方たちも新型コロナウイルスによる様々な行動の制約を受けながら、それでも元気に登園してくれている姿に私たちは沢山の力をもらいました。子どもたちと言葉を交わすたびにいつも思います。幼稚園に来てくれてありがとう、と。

4月以降も当面はマスクの着用についての対応、各種行事における対応など、その余波は当面は続くことになると思いますが、幼稚園で過ごした日々の思い出が、これからの子どもたちの人生、ひいてはご家族の方たちにとっての心の原風景となってくれることを願っています。

どのような時代になったとしても、ヒトとヒトとの出会いというものは、何にも代えがたい宝物です。そんな宝物を私たちに沢山くれた子どもたち、そしてご家族の皆さんへの心からの感謝をここに記させて頂きます。幼稚園に来てくれて、本当にありがとう。皆さんのこれからに幸あれ!

気が付けば3月に入り、あれだけ猛威を振るった冬将軍はおうちに帰った様子。ふと周りを見渡せば、木々にはつぼみがちらほらと見え、重ね着している服を一枚脱いで仕事に向かっています。そんな季節感を感じさせてくれる風景です。

 

今年の冬は激しい寒波が到来し、幼稚園でも給食室のボイラーが断熱材で保護されていたにも関わらず凍結する、という事態も起きました。何とか復旧はしましたが、道路上の凍結対策として融雪剤を例年に較べて大量に撒いたりと、雪だけではなく、寒さに伴う各所の凍結対策にかなり神経をとがらしています。とはいえ登園してきてくれる子どもたちは、元気のかたまり!まさにその元気をもらっていることを改めて実感しています。そういった冬の厳しい一面も感じさせてくれる一品ではないでしょうか。

1月31日に学校関係者へ向けての公開保育を行いました。学年ごとの年間指導計画指導案の説明に始まり、園内研修の取り組み内容ヒヤリハットの取り組み例の説明を学校関係者の皆さん(理事・監事・評議員の方々)に行ったうえ、各学年の保育の様子をご覧頂きました。両園の園長や主幹、理事長が同行し、折に触れての質問などにお答えするかたちで行われ、あっという間にお昼になり、最後に子どもたちと同じメニューの給食を頂き、後日返送をお願いしたアンケートについての説明を行い、全ての予定が終了しました。自己評価はこれまでも継続して実施してきましたが、学校関係者評価は初めて行うものであるため、皆で試行錯誤しながら資料作成や進行の打ち合わせを行ってきました。ひとまずはある程度手ごたえのあるかたちで公開保育を実施できたのではないか、とほっとしているところです。今後は学校関係者の方々から頂いた評価結果やご意見についても公開し、良い評価を頂いた点については慢心せずに喜ぶ。浮かび上がった課題などについて目的意識を持って改めて取り組んでいく。といったサイクルをしっかりと作り、私たちの幼児教育、保育を磨き続けていくことを最重要の意義として、これからも子どもたちと向き合って参ります。

2023年が始まりました。子どもたちの健やかな成長を願い、教職員一同本年も子どもたちと本気で向き合って参ります。ご家族の皆様にとっても実りある年となりますように。

 

 

緑が丘の玄関を入ると左手には、先日行われたもちつき会で皆で頑張ってついたお餅をこねこねして作り上げた「かがみ餅」がお出迎えしてくれます。ヒビが凄いのですが、眺めていると何だか遠い記憶が呼び覚まされるような気が・・・・、子ども時代のお正月の思い出かもしれません。

園に来られた際には是非「お餅のヒビ」を堪能してみて下さい。

 

前回に続いて今度は緑が丘幼稚園です。玄関入ってすぐのところにクリスマスツリーが設置されています。ワクワク感と同時に感じる厳かな感覚。冬なので寒いのは当たり前ですが、家族のだんらんなどによる、何かしら感じる暖かい気持ち。そういった大切な思い出の中に、幼稚園時代の記憶が残ってくれていたら、とても嬉しい事です。

街を歩いていると、お店の飾りなどが随分と綺麗なものが増えてきています。早いところですと、11月の中旬にはクリスマスの飾りつけを行っていたり、年々早くなっているように感じます。幼稚園でも11月の末からクリスマスを連想させる飾り付けがされてきていますが、幼稚園時代に感じた沢山のワクワクする気持ちは、大人になっても思い出として残り続けるものです。そんな気持ちを一つでも多く心にしまっていってくれるように子どもたちと向き合っていきたいと思います。

秋から冬へ

外出先から園へと戻る道すがら、何気なく撮影した写真です。見慣れたはずの光景ですが、眺めているうちに私が緑が丘幼稚園に通っていた何十年も前の思い出がよみがえってきました。秋から冬へと移り変わっていく公園の木々などの姿に寂しい気持ちを持ちながらも、クリスマスやお正月といった楽しみな予定にワクワクし、そして雪が降り始めるとその思いがより一層掻き立てられていた記憶です。少し寂し気に見える公園の眺めも、そういった思いを引き立ててくれて、季節の変化を心に残してくれる大切な存在だったことに改めて気付くことが出来ました。。